諏訪湖 氷上への立ち入りは大変危険です

諏訪湖は現在結氷していますが、温泉や天然ガスが湧き出ているポイントがあるため、ところどころ氷が薄くなっています

氷の厚さや強さにムラがあり、状態も日々変化しているため大変危険です。

地元住民や観光客の皆さまは諏訪湖の氷の上に立ち入りることのないよう、十分に注意してください。

 

また、諏訪湖周辺の道路は日常的に混雑しています。 路上駐車・近隣への迷惑駐車はおやめください

諏訪湖周辺の駐車場については、諏訪地域振興局商工観光課御神渡り特設ウェブページに掲載しています。

 

 

現在、諏訪圏域は新型コロナウイルス特別警報2(感染警戒レベル5)が発出されています。

諏訪湖へお越しの際は感染対策を十分取っていただきますようお願いします。

感染対策、他の方と距離十分に取っていただき、安全な場所から、ご覧いただくようお願いいたします

 

 

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今季の諏訪湖は、御神渡りを認定する八劔神社(長野県諏訪市小和田)により、今期の諏訪湖は全面結氷は計9日間、御神渡りが出現しない「明けの海」と奉告されました。(2022年2月20日)

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■御神渡りについて

諏訪湖独特の冬の自然現象。寒中(1月-2月)に-10℃程度の寒さが続くと諏訪湖が全面結氷する。その氷が厚さを増し、ある夜明けに大音響と共にせり上がるようにして裂け、朝になるとその姿は湖を走る山脈のようになる。近年、暖冬から全面結氷する日が減り、御神渡りの確認できない年(『明けの海』)が増えていますが、直近では平成30年(2018年)に八剱神社によって御神渡りが認定されました。気象条件によっては数日から数週間、湖畔からも確認することができます。
御神渡りは自然現象のため、年ごと出現する場所は決まっておらず、またその日の気候により変動し、その姿も日々変化します。

 

ー写真:2018年2月5日の御神渡り (下諏訪港)ー

2018年に出現した様子はこちら(内部サイト)

 

御神渡りは、3本の氷のすじを「一の御渡」「二の御渡」「佐久之御渡」と呼び、御神渡りの判定と神事については、八劔神社(諏訪市小和田)がつかさどっており、出現が確認されると諏訪湖上にて「御渡り拝観神事(みわたりはいかんしんじ)」が行われる。
御神渡りの方向から農作物のでき方やその年の天候などを占い、その結果を諏訪大社に報告し、諏訪大社より宮内庁に事上げ、気象庁に報告が行われる。
このため、八劔神社では毎年、冬の期間に諏訪湖を観測しており、その記録は1443年から約600年分にも及ぶ。

 

■御神渡りの伝説

諏訪大社の上社と下社はこの御神渡りの起こりやすい両端近くに相対して鎮座しており、御神渡りは諏訪大社上社(諏訪市)の男神(建御名方神 タケミナカタノカミ)が下社(下諏訪町)の女神(八坂刀売神 ヤサカトメノカミ)のもとへ会いに行った跡であると信仰されている。
氷は場所によって薄い部分があり、氷に乗ることは諏訪湖へ転落事故の恐れがあります。
諏訪湖の氷上に乗ること、お子様を氷の上に載せての撮影は大変危険ですのでおやめ下さい。